「1.8%消費税転嫁に係る上下水道事業に係る収入増額の見込み(2)8%適用時の事業別収入額試算一覧」及び「2.消費税納付額の試算」について、下記の間違いがあるのでは思います。
先ず上水道事業の収入額に対する8%の試算額でありますが、696,877,000円となっています。これは税込金額であります。基になっているのが平成24年度の決算額681,424,000円です。そこで税額だけが増加し収入額が変わらないとすれば決算額と試算額の税抜き額は同じになるはずです。しかし実際には税抜き金額が648,975,000円ですから試算額の収入額が間違っている可能性があります。
≪正≫681,424,000×100÷105=648,975,000(切り捨て)
≪正≫700,893,000×100÷108=648,975,000
≪誤≫696,877,000×100÷108=645,256,000(切り捨て)
そこで同様に確認を行うために、簡易水道及び工業用水道並びに下水道と下水道(コミプラ)の消費税額の合計額を計算しますと、ほぼ同じ数値となります。つまりは回答書の考え方と同じような計算を私はしているという事です。
ですから上水道事業の収入額が間違っているか、上水道だけ他事業とは違う考え方で計算をしている可能性があります。
私が考える上水道事業の収入額と消費税合計額です。
収入額 ; 696,877,000 ⇒ 700,893,000
消費税の合計額 ; -3,998,000 ⇒ 18,000
この場合に問題であるのが委員会で既に採決をしている点であります。資料は当日配布で当日議決でありましたから気付きませんでした。その点は委員の私にも見落としがありましたので私もミスでもあります。議決結果には影響を与えるようなことはありませんが今後の課題や問題ではないかと思いますので指摘をしておきます。
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鈴木議員の平成25年12月議会における一般質問に対する回答書
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