平成28年の朝来市の自殺率(100,000人当たり)は、自殺者6人÷平成28年12月末人口31,481人×100,000人=19.06人でした。
平成27年の朝来市の自殺率(100,000人当たり)は、自殺者7人÷平成27年12月末人口31,854人×100,000人=21.98人でした。
因みに、平成26年の朝来市の自殺率(100,000人当たり)は、自殺者9人÷平成26年12月末人口32,274人×100,000人=27.89人でした。
短期間の推移では即断できませんが、自殺者数を更に減らしていく必要があります。
平成28年の特徴としては、70~79歳の高齢者が半数を占めているという点です。
従来は、勤労世代の自殺者が多かったのですが、今後においては、高齢者の引きこもりや健康不安等の対策も必要になっており、若年層とともに高齢層への対策も含めた総合的対策が求められています。
【自殺の統計:地域における自殺の基礎資料(平成28年) 平成28年確定値その1 [1,452KB]】
「自殺総合対策大綱~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~」が平成29年7月25日に閣議決定されており、今後に兵庫県の兵庫県自殺対策推進方策が改定され、その後に朝来市が地域自殺対策計画を策定する事になりますから、そこで如何に適切な数値目標を設定し実効性を持たせるかが問われる事になりますので、しっかりと議論して行きたいと思います。
【自殺対策の総合的な推進(兵庫県)】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/documents/g_kaiken20170529_02.pdf
【自殺総合対策大綱(概要)】
【自殺総合対策における当面の重点施策(ポイント)】