皆さん、おはようございます。
それでは、議長の許しがありましたので、私、吉田しゅんぺいの一般質問を行います。今回は、10項目12点について質問を行います。質問が多岐にわたり質問数も多いので、市長におかれましては端的にご回答頂きますようお願いを致します。
先ず初めの質問ですが、「不適切(不適法)支出について」であります。
平成30 年12 月6日に請求されたトナーカートリッジ代34,560 円は山東支所で使用している備品であるにも関わらず、下水道事業特別会計から支出が行われている。この事務は南但広域行政事務組合システムへのアクセス帳票出力に伴う事務であることから、山東支所つまりは一般会計予算で支出すべき経費であります。どうしてこのような不適切支出を行ったのか、その経緯と原因をご説明願いたい。
後の質問は自席にて行います。
この不適切支出は不適法支出でもあると考えますが、従来及び現在の支出規定等に照らして適切な支出であったと言えるのか。また同様の取り扱いを過去にも遡って行ってきた事実はあるのか伺います。また、今後にどの様な対応を考えているのかも伺います。
次に、「保育について」伺います。
学童保育について、台風等での学校が休校の際には同様に閉鎖しているが、保護者はその度に仕事を休むなどしなければならないようである。また、学童保育は児童福祉法の要請からも必要な対応を自治体は為すべきである。保護者や法の要請、また児童の健全な成長のためにも学童保育の見直しと改善を求めたいが、今後どの様にしていくおつもりか伺いたいと思います。
公立・私立の保育士確保のためには、保育士奨学金返還支援制度の創設など新たな政策が必要だと考えますが、見解を伺います。
次に、「児童の安全確保について」伺います。
通学路など児童の安全確保は万全か。また、ケーブルテレビや広報紙などを活用し、危険個所の周知や工事完了報告など啓発活動を行う考えはないか。
次に、「内水被害について」に伺います。
円山川と大倉部川の合流点で大きな内水被害が過去何度も発生している。この問題は行政の主導で解決を図らなければならない問題である。具体的には、市の負担で雨水ポンプ場を建設するか、可動堰に切り替えるか、市として市民に真剣に向き合い前向きな検討をする考えはないか伺います。
次に、「観光振興について」伺います。
今後の観光振興で重要なことは、修景整備と店舗出店である。しかし、そのどちらも大きな進展を見られていないのが現状である。そこで修景整備については周知を徹底するのは勿論のこと、現在の補助率を大幅(例えば8割や9割)に上げるよう補助要綱を改正するとともに、また店舗出店(にぎわい創出事業)については竹田地区を和田山駅前と同様(和田山駅前活性化事業)に重点的な補助率にすべきと考えます。更には飲食に特化したレンタルキッチン等のチャレンジショップに取り組んではどうかと考えますが、見解を伺います。
次に、「パートナーシップ協定について」伺います。
三重県桑名市では、「地域創造プロジェクト推進に関するパートナーシップ協定」を5つの郵便局と結び、各種の証明書発行業務を委託して行政サービスの維持・向上を実現している。そのランニングコストは年1,916,700 円でイニシャルコストは0円、その削減効果は人件費6人分と大きな効果が出ております。地域の有効な資源でもあり地域として守るべき郵便局とのパートナーシップ協定を新たに結び、今以上に各種証明書発行の業務等にも広げていくべきと考えますが、見解を伺います。
次に「人材育成(職員育成)について」伺います。
今後の朝来市で最重要課題は職員の人材育成であり、予算と時間と人員を掛けてでも人材育成に取組むべきである。静岡県藤枝市の「新・人財育成基本方針」などを参考にしながら、育成・評価・人事を総合的かつ包括的に構築した人材育成(職員育成)を早期に取り組む考えはないか、伺います。
次に、「行政事務のICT化について」ついて伺います。
官民データ活用推進計画を策定すべきと考えるがどうか。また、今後は積極的にAIやRPAの導入をすべきであるが、導入する考えはないか。更に、ワクチン等の接種記録等の一部が紙データである。今後はデジタルデータとして保存・活用するためデータ変換作業を行うべきと考えるがどうか。
次に「未婚のひとり親のみなし適用について」伺います。
婚姻によらないで生まれた子を持つひとり親に対する「みなし適用」を今後、実施するのか、実施しないのか。この問題は私が平成25年12月10日以降幾度となく本会議質疑や一般質問等で取り上げその不合理さを指摘して来ておりますが、その度に結論の先延ばしをされておられますので、この場で結論を頂きたいと思います。
次に「市庁舎屋外喫煙所の廃止について」伺います。
令和元年7月1日に兵庫県受動喫煙の防止等に関する改正条例が一部施行されます。これを機に、受動喫煙防止の観点から市庁舎屋外喫煙所を廃止すべきと考えますが、市長のお考えを伺います。また、現在の屋外喫煙所の利用者は、主にどういった者であるのか伺います。